仕事始めとなった小樽市役所で6日(金)10:30から、山田勝麿小樽市長が年始市長記者会見を開いた。
この中で、山田市長は「昨年はいろいろなことがあった。2年連続の赤字で大変厳しい財政状況となっている。累積赤字の12億円は、簡単に解消することは出来ない。人件費の総額抑制、人員と給与制度をさらに見直していく。
アスベストは、小樽が先陣をきって対応し、市民の不安を取り除くため、4億円をかけて着手した。残っている作業も年度内には終える。
小学校の適正配置では、市民の理解を得られなかった。堺小だけは人数減で父母の理解を得て3月末で廃校となる。跡地は、シルバーセンターや職業訓練センター、町内会集会所などとして再生したい。適正配置は仕切り直しとなる。
114年続いた丸井今井小樽店閉店は一番大きかった。これから新しいテナントを探し、50億円あった丸井今井の売上げが札幌に流出しないように 買物運動などで歯止めをかける。テナントは、右から左のようには見つけつけられない。
景観地区の拡大は2月から適用していきたい。
今年は2期目最後の年となる、2つの病院の統合新築は、量徳小が困難で、第2候補地の築港地区でやっていきたい。流動的だが、基本構想通りでやっていきたい。資金の問題もあるが、地域医療機関として平成18年度に起債の許可を得て、なんとか着工したい。
開館以来ずっと赤字の交通記念館に、なんとか手を打っていく。青少年科学技術館や博物館の一部を統合した新博物館として再生したい。平成19年の早い時期のオープンを目指す。
潮まつりが今年で40回目の節目なので、これによる新しいイベントを考えている。
水族館では、昨年冬季開館したが、今年も雪あかりの路に合わせ2月4日から19日までの16日間開館する。ペンギンがいるので旭川動物園ではないが、ペンギンが館内をパレードすることも検討している」などと述べた。
市役所各部の取り組み項目は、記者会見資料を参考にして下さい。