小樽市博物館(色内2)は、1月29日(日)10:30に、新しく企画した講座「博物館資料をみる」を、第一展示室で開催する。
この講座では、参加者に、ひとつのジャンルの資料を、同館学芸員の解説を交えながら、じっくりと観察してもらうため開かれる。常設展示や企画展示などで、数多くの資料を観察する楽しさとは違う楽しさを理解してもらうため、初めて企画された。
今回は、2005年夏の特別展で一部を公開した「アイヌ風俗画」を取り上げる。特別展では未公開だった資料など、10点ほどの資料が紹介される。
同館は、「ゆったりと深くひとつの資料を観てもらいたい。こういう観方があるんだ、こんなところを観るとおもしろいなど、じっくり観て頂きたい。本当はコーヒーを出したいくらい」と、開催日の資料選びに頭を悩ましていた。
事前の申込みは不要。会場の定員は20名程度。1月29日(日)10:30(開会)~12:00頃(閉会)予定。入館料、一般300円、市内在住の70歳以上・高校生150円、中学生以下は無料。