課題解決に全力!2006年小樽市役所仕事始め! 


work1.jpg 正月休みが明け、2006年1月6日(金)から仕事始めとなった小樽市役所では、山田勝麿小樽市長が、議事堂に幹部職員約250人集め、9:00から「仕事始めの式」を行った。
 昨年末に起きた市職員による不祥事で、市民の信頼感が低迷している中、、山田市長は「年末にも申し上げましたが、職員の不祥事に対しまして、市民の皆さんから大変厳しい声が届いています。誠に残念なことに、たった1人の職員の不始末が、市役所全体への不信感に繋がってしまいました。どうか職員全員が謝罪の気持ちを持って、そしてこれまで以上に市民サービスの向上に努めて頂きたいことをお願いしたいと思います」と話した。
work2.jpg 今年で2期目最後の年度となる山田市長は、公約の実現のため、苦しい財政状況の中、新市立病院の統合新築を「残された最大の課題は、資金計画にありますので、今後、起債の導入について、道や国と協議を進めていきますが、何とか本年の早い時期に基本設計に入りたい」と、築港地区に絞って進めていくという。
 小樽駅前第三ビル周辺地区の再開発や交通記念館の経営不振のための新博物館構想、財政再建のための実施計画など様々な課題がある中、「地方公務員の給与についても、市民の厳しい目が向けられています。不適切な給与制度や運用等も速やかに是正し、住民に対して、徹底した給与情報の公表や国家公務員の給与構造改革を踏まえた給与構造の抜本的な見直しが求められています。いずれにしても、財政再建のためには、人件費の総額抑制については避けて通れない課題でありますので、皆さんのご理解とご協力をお願いする次第であります。課題解決に全力で取り組んで頂きたい」と、市幹部に檄を飛ばした。
 各部各課が抱える課題は山積み、2年連続の赤字が続いている小樽市が2006年を歩み始めた。