小樽市内の小・中学校は12月22日(木)に終業式を迎え、23日(金)から長い冬休みに入った。青空が一面に広がった冬休み初日、天狗山スキー場(最上2)では、冬休み中にスキーをマスターしようと、小・中学生がスキー学校に参加。スキーをつけて、みんなで大はしゃぎしていた。
冬休み初日の天皇誕生日の23日(金)、小樽市内は朝から晴天となった。市内から眺められる天狗山では、テングヤマスノースクールも開校。小学1年生から中学3年生までの子供たちが、天狗山に集まり、真っ赤なジャンパーのインストラクターの指示のもと、元気いっぱいにスキーに挑戦していた。
初めてスキーをする子供たちが集まる班では、片足だけスキーを履き、歩く練習。「1、2、3」とインストラクターの掛け声に合わせて、転んで雪だらけになりながら練習に励んでいた。徐々に慣れてきたら、スキーを両足に装着。子どもたちの中には、うまく立てないで転んでしまう子も。
同校の大和田正幸副校長は、「最初だけバタバタするけれど、スキーを履いちゃえばAあとは大丈夫。最近の子どもたちは、家で練習もしてくるし、すぐスキーに慣れる」と、子どもたちをやさしく教えていた。
オタモイの進藤颯汰くん(7)は、「学校もスキーも楽しい。スキー好き。5回も滑ったから簡単」と、友達と笑顔で話していた。
2年目や3年目の子どもたちになると、早速リフトに乗って、ファミリーコースをインストラクターと一緒に、上手に滑り降りていた。小学校高学年や中学生になると、急坂で知られる名物の天狗の壁を、ビュンビュンと一気に滑り降りる。
一面に広がる青々とした石狩湾のパノラマショーと、子供たちのスキーショーで、小樽のウィンターシーズンが演出される。