空気が乾燥する冬になると流行するインフルエンザ。産業会館(稲穂2)で、「高齢者が元気に暮らせるまちづくり」の活動を行っている「杜のつどい」が、ふれあいサロン~講座「冬本番!インフルエンザ予防」を開いた。
講座では、小樽市保健所の保健師・山谷智美主査が、インフルエンザの特徴や予防3原則「感染経路を経つ」、「抵抗力をつける」、「免疫をつける」など、参加した13名の高齢者に資料を配布し、ホワイトボードを使って分かりやすく丁寧に説明した。
参加した高齢者は、「まだ、インフルエンザに感染したことはないので不安です」、「本当に心配ですからね」などと、メモを取り真剣に話を聞いていた。山谷主査は「人ごみや繁華街への外出は出来るだけ控える。外出時はマスクをする。外出後は手洗いとうがいは必ずする。こまめに部屋を換気する。部屋に適度な湿度を保つように。まずは感染経路を断つこと。そして抵抗力をつけ免疫を」と言う。
「杜のつどい」は、月に2回「ふれあいサロン」を開催してるほか、絵手紙講座、パソコン学習会なども開催。「ちょこちょこ来ているんですよ。また明日も来ます」と、講座以外でも、気軽に立ち寄れるふれあいの場としても活用されている。