今年も甘~い菓子で作った、X’masへカウントダウンするアドベントカレンダーが、ヒルトン小樽(築港)のロビー正面に飾られ、子供から大人までの宿泊客の目を奪っている。
アドベントカレンダーのアドベントとは、日本語で「待降節」といわれ、到来・接近・出現といった意味合いを持っている。キリスト教の教会暦でクリスマス直前の4週間を意味し、クリスマスを迎える「心の準備期間」とされている。チョコレートがふんだんに使って作られたカレンダーには、白いクリームで12月1日から25日までの日付が記された小窓を、毎日ひとつずつ開けていき、1日ごとに近づくクリスマスをカウントダウンしていく。
小窓の中には、クリスマスにちなんだ小物が入っており、子供から大人まで楽しめる。今年は、つるで作られた3頭のトナカイの親子が、真っ赤な電球とお菓子のお家の中で、クリスマスを待っている。
お菓子の家の周りには、家に飾られているクッキーを食べようと手を伸ばす子供の姿や、写真を撮ろうとするカップルや台湾、香港の海外の観光客もいた。毎年の恒例行事となったアドベントカレンダー設置、「ぜひ、たくさんの方に見てもらいたい」(上田隆二・客室担当支配人)と、クリスマスイベントに期待する。