小樽市の人口減少や中心商店街、大型店の閉店などで厳しい状況に置かれている市内商業で、市民に市内での買物意識を高めてもらおうと、小樽商工会議所(鎌田力会頭)が提唱している『市内買物運動』で、募集中だったキャッチコピーの最優秀賞と優秀賞3点が決定した。
キャッチコピーは10月14日から11月18日までの約1ヶ月間募集していた。応募総数は257点で、11月24日に関係者による審査会を開き、最優秀賞を決定した。最優秀賞には、『みんな街のサポーター 小樽で買物 小樽の元気』(木野富子さん)が選ばれた。
このキャッチコピーを刷り込んだ、丸と四角の2種類のステッカー3,000枚が制作され、11月30日に披露された。このステッカーを市内を走るバスやタクシーに貼ってもらうと共に、市内の関係15団体に協力を依頼して、このキャッチコピーを広めたいとしている。また、同会議所の封筒類にも印刷し、浸透を図ることにしている。
「このキャッチコピーで市内買物運動が浸透し、これから市内での買物客が増えることを期待している」(鎌田会頭)。
最優秀賞には50,000円、優秀賞には10,000円の賞金が、12月5日(月)に授与される。