小樽市の市民部生活安全課が11月15日(火)にまとめた、11月分の生活必需品の価格調査が発表された。
この価格調査は、市民の買物の目安として月1回取りまとめているもの。調査日は11月5日。燃料・食品等24品目を、燃料店44店・食料品店16店で調査した。
これによると、ほうれん草・はくさいが大幅な値下り、玉ねぎ・きゅうり・トマトが値上りを示している。ほうれん草は、今夏の暑さの影響で高値で推移していたが、秋以降値を戻し、はくさいは、収穫は平年並みだが、暖秋の影響で需要が少ないとし、いずれも今年度の高気温のための価格変化と思われる。玉ねぎなどの価格の上昇は、流通量の減、道内産が終了期のため、府県産に切り替わってきていることが原因と思われている。
また、価格上昇で多大な影響を及ぼしている灯油では、昨年の多量買い1リットル当たり57.1円だったのに対し、70.3円と前年比23.1%と上昇している。ガソリンは現金買い1リットル当たり127.3円で、前月比で0.6%、前年比6.3%上昇。