小樽公共職業安定所(色内1)は、来春卒業の新規高卒者が一人でも多く早期に就職内定を得られるよう、11月7日(月)13:30から15:30まで小樽グランドホテルで「就職促進会」を開催した。
小樽市、余市町、仁木町、古平町内の卒業予定者は1.677名で、同所の10月末の速報値によると、求職者は468名のうち、就職未定者は297名となっており、就職環境は極めて厳しい状況になっている。そのうちの50名の新規高卒者が会場に集まり、店舗運営スタッフや看護補助者、営業、販売、レジ、ホール係と、様々な職種の求人企業21社との直接面接・企業説明を受けた。
面接官を前に、ずらりと椅子が用意され、自分の名前が呼ばれるまで緊張しながら座る生徒たち。大きな声で「お願いします」と面接に臨み、自己アピールに懸命で、真剣に就職先を探していた。
参加した小樽水産高校の関あゆみさんは「個人的な面接とは違い、他の人に見られ緊張した」と1社に絞って面接を受け、担当教師と手応えを話し合っていた。
小樽公共職業安定所・池吹克也統括職業指導官は「就職希望者には職場を提供したい。ニートやフリーターなどを減らし、新卒者が現役で就職出来る場を確保したい」と語った。
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