小樽を愛する3人の「トレ・アミーチ展(三人の仲間)」が、オーセントホテル小樽(稲穂2)1Fのギャラリー京都クラフトセンターで、11月1日(火)から11月30日(水)まで開かれている。
ボランティア活動を通して知り合った3人が「互いの趣味を公表しよう」と、1年前からこの展覧会を企画していたという。会場には、小樽を愛する3人それぞれの思いが水彩・イラスト・写真の3つの作品に仕上げられている。
水彩画を展示している合田節夫(62)さんは、愛媛県で生まれ、6年前に来樽した。「初めは内地の友だちなどに送る手紙に書いていた小樽の景色が始まり」と、運河を淡い色調で優しく描いている。
前田隆夫(57)さんは「先人たちが色々な思いで残された歴史的建造物を、手の温もりのあるフリーハンドで表現してみました。少しでもこの様な形で残せたらと思い制作しました」と、自分の街の建物のイラストを飾る。
10年前に小樽に魅力を感じ、写真を撮り始めた山本晴彦(60)さんは「張碓を抜けた時の景色が、今でも忘れられない。それがあるから東京から小樽に移住し、写真を撮り続けている。今回は、毎年行くポルトガルの写真を飾りました」と語る。
会期は11月1日(火)~11月30日(水)9:00~20:00。オーセントホテル小樽(稲穂2)1Fギャラリー京都クラフトセンターで入場無料。