11月15日(火)小樽市内は、未明から降り出した雪で、朝起きると家の回り一面に、銀世界が広がった。市内中心部でも、今冬初の積雪3cmを記録。これは昨年に比べ20日程遅い。
北海道は、冬型の気圧配置となり、上空に真冬並みの寒気が入り込み、小樽市内も15日は断続的に雪が降った。このため、15日12:00には、気温3.4℃、積雪深3cmを記録(札幌管区気象台)。今シーズン初の積雪となった。
朝起きたら家の回り一面に広がった銀世界に、市民もビックリ。家の周囲や道路に積もった雪かき作業に追われた。市内手宮地区でも、積もった雪を取り除く市民の姿が多く見られた。
「まだ、すぐ融けてしまいそうで根雪にはならないだろうが、この雪でいよいよあの長い冬が始まるのを実感する。また雪投げ作業に追われる日が続くかと思うと気が重たいね」と言いながら、今シーズン初の除雪作業に取り組んでいた。
観光名所の小樽運河の観光客の中には、珍しい雪を素手で掴み、雪玉を作る人もいた。修学旅行生らは、「寒い」、「雪冷てぇ」、「雪だるまがあるよ」などと、白く染まった運河と小さな雪だるまを傍らに記念写真の撮影をしていた。