国立大学法人小樽商科大学(秋山義昭学長)では、10月27日(木)に、同校附属図書館3F一般閲覧室天井2箇所と、教員研究棟階段裏1箇所の計3箇所から、アスベストのクリソタイルを検出した調査結果を公表した。
同校では、8月に大学構内の施設における吹き付けアスベスト等の使用実態調査を行っていた。その結果、アスベストを含有する可能性のある材料を使用して工事を行なった場所が確認された。そのため、建材の一部を採取して、アスベスト含有の有無などを分析する調査を行なっていた。
この結果、附属図書館3F一般閲覧室天井2箇所と、教員研究棟階段裏1箇所の計3箇所で、いずれもアスベストのクリソタイルが検出された。このため、施設の利用者の健康と安全に万全を期するため、9月23日から当分の間、附属図書館の臨時休館の措置を講じている。
検出された3箇所のアスベストは除去される方針で、工事日程は、確定次第、改めて知らせることにしている。
◎吹き付けアスベスト等の使用実態について(PDF)