石狩湾を一望出来るスキー場、小樽市の春香町にあるスノークルーズオーンズ(SNOW CRUISE ONZE)。秋深まるゲレンデで、11月11日からの営業オープンに向け、現在、人工雪のゲレンデ造りが進められている。
造雪機で氷を砕いて造られた人工雪の塊は、パイプを通り、降雪機によってゲレンデに飛び散る。10月6日から、作業が開始され、オープンまでには、約5,000トンの氷が使用され、高さ約6mの巨大な人工雪のピラミッドが7つ造られる。 動画1 動画2
「今年度は例年より気温が高いため、保存が難しいが、少しでも早くオープンして、お客様のニーズに対応出来るように」(遠藤義明取締役支配人)と、作業は8:30から13:30まで、スタッフの懸命な作業が連日行われている。作業終了後には、雪の塊で造られたピラミッドが解けないように、大きな保存シートで覆う。
オープン時には、この造られた人工雪の7つのピラミッドを慣らしてゲレンデを造成する。これにより、リフト横のサンシャインクルーズコースの幅30m、距離500mが11月11日には滑走可能になる。自然降雪の状況によっては、滑走エリアはさらに広がるという。雪の到来で積雪が充分になり次第、変化に富んだ各コースが順次オープンされていく予定。
同スキー場は、石狩湾を一望する壮大な夜のパノラマが見られることでも知られており、11月11日のオープン以降は、市内や札幌からの雪を待ちきれないスキーヤーやボーダーたちが集まってくる。暖かい穏やかな秋空の下では、すでに冬の準備が着々と進行中だ。
スノークルーズオーンズ(SNOW CRUISE ONZE)は、11月11日(金)9:00から営業オープン。