晩秋の色濃い構内風景が広がる小樽商科大学(秋山義昭学長)では、10月29日(土)から11月2日(水)までを「国際交流週間」として、様々なイベントを催している。
同校の大学会館で、29日13:30~18:00に、シンポジウム「アジア経済における中国と日本の役割」が開かれた。
開会式には、中華人民共和国駐札幌総領事館の斉江総領事と秋山学長も出席。斉江総領事と秋山学長の挨拶でシンポが始まった。穴沢眞・小樽商科大学教授の基調講演や、大学院留学生による研究発表「過渡期における急成長した中国私有企業の発展経路」・「中国における日本企業の現地化問題」が行われた。
この後、パネルディスカッションに移り、「アジア経済における中国と日本の役割」について、海老名誠・小樽商科大学ビジネス創造センター教授をコーディネーターに、教授と学生によるディスカッションが続いた。最後には懇親会を開き、日中友好の交流を深めていた。
小樽商科大学中国留学生学友会・華明会長(25)は、「商大には沢山の留学生がいる。小樽市民や日本人の学生に中国の留学生の学んでいることを伝え、交流をしていきたい」と述べた。
国際交流週間は11月2日(水)まで。1日(火)16:00~17:30、留学生が祖国の文化を紹介する「留学生による展示&発表会ー私のお国自慢」、2日(水)14:30~16:00「留学説明会」、18:00~20:00「国際交流 パー ティー」などが開かれる。