10月最後の日曜日となった小樽市内は、日中雨が降り続き、気温も1ケタ台で上がらず、寒い晩秋の一日となった。
小樽の観光名所の浅草橋街園の温度計は、13:00に5.7℃を記録、観光客も傘を差し、肩をすぼめながら、記念撮影を行っていた。この2、3日の寒さで紅葉前線も街に降り、市内の小樽公園を始めとする各公園も、紅葉シーズン真っ盛りとなった。
29日14:46、札幌管区気象台は「日本海北部に発達中の低気圧があり、29日夜にはオホーツク海へ進む見込みです。また、大気の状態が不安定となっています。このため石狩・空知・後志地方では、29日宵の内にかけ局地的に雷が発生する」と注意を促していた。
小樽市内でも29日、夕方から夜にかけ強い雨が降り続けた。21:27、札幌管区気象台は大雨注意報を解除した。しかし、大気が不安定なため30日(日)も日中は雨が降り続き、市内は、冬を前にした寒さの到来を予感させる天候となっていた。だが、30日15:00頃には雨雲も切れ太陽が差し込み始めている。