9月に入り、市内春香町と桂岡町でヒグマの目撃情報が、4日･6日と相次いで市に寄せられている。
通報を受けた小樽市市民部では、付近に看板を設置するなどして、市民に注意を呼び掛けている。
春香･桂岡方面では、7月に1件、8月に2件のヒグマの目撃情報が寄せられていた。これが9月に入り、4日と6日と、上旬だけでも2件の目撃情報があった。
目撃情報は、9月4日(日)17:00頃に桂岡町で、6日(火)7:00頃に春香町であった。この地区では、7月と8月にも、ほぼ同じ場所でヒグマが目撃されていた。この地区で目撃情報が相次ぐのは、ヒグマが餌を求めて徘徊しているのではないかとみられている。目撃地点の近くには小学校や民家もある。
通報を受けた市民部では、ヒグマ目撃地点に啓発看板を設置すると共に、回覧文書を周辺町会や小学校配布し、注意を呼び掛けている。
秋に入り、キノコ狩りに春香山に入る市民も多くなるので、入山する時は、ヒグマの出没時間の夜間･朝夕や、降雨時等の薄暗い時間帯を避け、音の出るものを携帯し、ゴミを必ず持ち帰るように呼び掛けている。
なお、隣接する札幌市の手稲区や西区などのホームページには、ヒグマの出没情報がアップされているが、小樽市のホ－ムページには、ヒグマの出没情報はアップされていない。
 |
|
 |
|
