香港に続け!北海道小樽フェア IN 台湾!


taiwan.jpg 小樽の地場産品を台湾でPRする「北海道小樽フェア」が、10月4日(火)から16(日)まで、大手台湾デパート「太平洋そごう」(台北市)で開催される。昨年、香港そごうで実施され、大好評だった香港フェアに続き、今回は、物販のみならず、小樽観光やガラス工芸品のPRも加え、台湾などの東アジア地域に向けて地場産品の周知、販路の拡大を図る。(写真は、28日に市役所で台湾小樽フェアーを説明する参加者たち)
 昨年11月実施の香港小樽フェアを継承発展するため、小樽市、商工会議所、小樽商大、民間団体で「東アジア・マーケットリサーチ事業実行委員会」(中野豊委員長)を設立。、台湾や香港などの東アジア地域への小樽ブランドの更なる浸透を図る。今回は、約43名が台湾に派遣される予定。約630万円の予算で、フェア期間中、3つの企画によって広く地域産業の活性化を図る。
 小樽産品を海外に向け、販路拡大を目指す「台湾マーケットリサーチ事業」は、フェア開催期間の13日間、菓子類、水産加工品、ラーメン、ワイン、日本酒などの商品を販売。来場者1,000人を目標に、小樽の物産と観光に関するアンケートを実施する。小樽の街の紹介では、中国語の観光ビデオを大型テレビで終日放映。今回の目玉としては、8日(日)~10日(日)小樽太鼓衆「鼓響」による生演奏が1日3回行われる。
 小樽の観光PRでは、昨年の台湾からの市内宿泊者数が過去最大とあって、来年に向けて、個人客や台北市内旅行エージェントにアプローチを行う。6日(木)・7日(金)・8日(土)の3日間、「小樽観光説明会」を開催し、ホテルや飲食店などの参加者によるPRスピーチなどで小樽観光を売り込む。
 市内ガラス工房8企業(ザ・グラス・スタジオ、小樽工芸舎、グラス・ムラノ、スタジオJ-45、グラスワーク・フーガ、小樽ガス燈、ケーズ・ブローイング、ガラス工房てくてく)が、5日(水)から10日(月)までの6日間、同そごうの特設会場で226点を展示し、小樽のガラス工芸のPRと今後の市場調査を行う。
 「海外での日本フェアの参加は、県単位ではやっているが、一市が単独で参加するのは珍しいことで、今回の日本商品展の中に小樽ブースを設けてもらった。台湾の3連休での開催で、小樽の威勢の良い太鼓を連れて行くので、小樽文化の活きの良さを伝えたい。会としては、東アジアに小樽のブランドを高めるきっかけを作り、小樽物産協会に引き継いでいきたい」(同実行委・中野豊委員長)
 台湾では、小樽の名前がついたコンビニのおにぎりが存在するほど、小樽ブランドが人気化してきている。香港に次ぎ、台湾での「北海道小樽フェア」成功に期待が高まっている。

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