小樽市議会(中畑恒雄議長)の9月市議会(第3回定例会)が、9月28日(水)13:00から、市議会本会議場で始まった。
最初に本定例会の「会期の決定」を行ない、9月28日から10月14日までの17日間とすることを決めた。
会議日程は、9月28日(水)本会議、29日(木)から10月2日(日)まで休会、10月3日(月)・4日(火)会派代表質問、5日(水)一般質問、6日(木)・7日(金)・11日(火)の3日間で予算特別委員会、12日(水)各常任委員会、14日(金)本会議となっている。(会期及び会議日程はこちら)
本定例会には、2005(平成17)年度小樽市一般会計補正予算、平成17年度小樽市港湾整備事業特別会計補正予算を始め、2004(平成16)年度小樽市一般会計歳入歳出決算認定や各特別会計の決算認定案件など44議案、報告6件が上程された。
市長の提案説明は、「それぞれ赤字」「それぞれ減となった」「誠に残念ながら」「緊急措置を講じた」「27年ぶりの赤字決算」との語句が並び、市の借金漬け体質で、財政が一層硬直化して、二進も三進も行かぬ危機的状況になっている姿をありありと露呈するものとなった。(市長提案説明はこちら)
なお、28日の本会議では、アスベスト対策で緊急を用し、専決処分した案件について先議され、各会派の賛成で5件の議案が可決された。また、議員提案による、議員報酬の月額5%を引下げる条例の一部改正案も、全会派一致で可決され、10月1日から実施されることになった。この後、議案調査のため、9月29日から10月2日までの4日間の休会を決め、9月市議会の初日の幕を閉じた。
◎関連記事