終戦60年を迎え、小樽市戦没者追悼式が8月15日(月)に、市民センター・マリンホールで開催された。
この戦没者追悼式の参列者は、1995(平成7)年の386名から下降線をたどり、昨年には207名と半減していた。今年は、終戦60年の節目の年とあってか、276名と上昇に転じた。
正午の時報を合図に、全員で黙とうし、戦没者を追悼した。
式辞に立った山田勝麿小樽市長は、「私たちは、平和への道を歩んでいくために、戦争の悲惨さを次の世代に語り継ぎ、二度と戦火にまみれることのないよう平和を守り、創り出す努力を怠ってはならなりません」と、誓いの言葉を述べた。
この後、北海道知事、小樽市議会議長、小樽市戦没者連合遺族会代表らの追悼の辞が述べられ、追悼詩吟、献花などを行い、1時間の式典を終えた。