小泉首相の“郵政解散”が、8月8日(月)夜に行われ、衆院が解散した。30日公示、9月11日投開票が決定。これに伴い、小樽市など後志地区と札幌市手稲区から構成される、衆議院小選挙区北海道第4区でも、出馬予定者が選挙の本番を迎え、慌ただしく準備に動いている。
道4区の出馬予定者の顔ぶれは、前回2003(平成15)年11月9日に執行された選挙と、同じ顔ぶれの3氏となる。落下傘候補ながら前回の議席を獲得した民主党の鉢呂吉雄前議員(57)、鉢呂氏に苦杯を舐め、議席奪回を賭ける自由民主党の佐藤静雄元議員(63)、議席獲得より党の比例区当選に賭ける日本共産党の琴坂禎子氏(69)の3氏の争いとなる。
民主党国対委員長の要職にあり、テレビにも度々顔を出している鉢呂氏に対し、郵政反対の牙城であった自民党亀井派所属の佐藤氏との2氏の争いが、どこまでの勝負となるかに注目される。
鉢呂・佐藤両氏とも、先の潮まつりでは、浴衣姿で潮ねりこみに参加。その踊る姿を市民に披露していたが、最後に踊り勝つのはどちらか。