夏の名残りで日中は暑いものの、夜に入ると秋風を感じる晩夏の小樽市内で、旧手宮線跡地を利用した「2005小樽鉄路写真展」が、8月29日(月)から始まった。
「2005小樽鉄路写真展」は、今回で6回目。旧手宮線の鉄路上や枕木、周辺の壁や塀を利用しての写真展。約40人が参加し、270点以上の作品を思い思いに展示している。
カラーや白黒で、出品者のモチーフを表現した作品が並ぶ。鉄路の上や木の下、雑草の間からのぞく屋外での作品展は、なぜか小樽の雰囲気とピッタリ。
同展は、8月29日(月)から9月11日(日)までの14日間。夜にはライトアップもされ、雰囲気を盛り上げる。夏の終わりと、秋の始まりを告げる風物詩ともなった同展を、ゆっくりと観賞して秋を迎えたい。
「知り合いに言われて来てみた。すぐ近くに住んでるのに知らなかった。最初は、鉄路展っといっても想像出来なかった。鉄路の写真展だと思っていた」(小樽市・佐藤元紀さん)
「好きな作品には感想を書いてる。でも、感想ノートがないのもあるから、好きな作品全部に感想を書けない」(札幌市・本間香純さん)