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海外で多発するテロに対応し、7月22日(金)10:00から小樽港中央ふ頭で、海からのテロ組織の侵入を防ぐ総合訓練が行われた。
この訓練は、小樽港港湾保安委員会、小樽港危機管理担当官の主催で、小樽海上保安部、小樽警察署、小樽市港湾部、函館税関小樽税関支署、札幌入国管理局小樽出張所の5機関の約60名が参加して行われた。
巡視船｢えさん｣を不審貨物船に見立て、同船の乗組員の中に、テロ組織の要員が含まれているとの想定。貨物船を隅々まで捜索した後、船内でナイフを所持していた不審者1名を逮捕。陸上に逃れた1名を岸壁で見つけ、取り押さえて逮捕した。
この総合訓練は、危機管理コアメンバーが一体となり、実践的テロ対応訓練を実施することで、情報を共有し対応能力を向上させ、平時及び有事における港湾危機管理体制の強化を目的として行われた。
