北の街・小樽の夏の最大のまつり”第39回おたる潮まつり”の3日間(7/29~31)の幕が上がった。初日の29日(金)の日中の天候は、時より強い雨が降ったが、潮ふれこみが始まった19:00頃には雨も上がり、19:45からの開祭式では、星も瞬き始めドンドコザブーンの潮音頭が響き渡った。
メイン会場となる第3ふ頭の駐車場には、飾られた約3千個の提灯が並んだ。中央ステージの周囲には露店が建ち並び、祭りの雰囲気を醸し出していた。山二わたなべから中央ステージまで、潮音頭で練り歩いた一行が到着すると、周囲から拍手が寄せられた。
19:45からは、祭りの開催を告げる開祭式が、中央ステージで行われた。御神水奉納、点灯式、潮ふれこみステージ踊り抜け等が次々に行われた。
姉妹都市ダニーデン市の使節団10名も、壇上に上がり挨拶し、国際親善の高まりを見せていた。点灯式のカウントダウンで提灯に一斉に灯が入り、花火とともに潮まつりの3日間の幕くが上がった。
おたる潮まつり実行委員会の山本秀明委員長は、「日中は雨が強く降り、自分も雨男と言われたが、雨も止んだ中で、潮ふれこみや開祭式が無事終わってホッとした。雨が止んでくれたのが何よりもありがたい。潮まつりの成功はまちがいない」と話した。
小樽の街は、29(金)・30(土)・31(日)の3日間、潮まつり一色となり、浴衣姿の市民で溢れかえる。29(金)の潮ふれこみ開祭式。30(土)のドンドコザブーンの潮ねりこみには、61梯団約4,700人が市内を踊り歩く。31(日)の最終日には潮わたり、神輿パレード、大花火大会が行われる。