よみがえった赤屋根!鰊御殿の修復完了、7/16営業再開!


 昨年9月の台風18号で、多大の被害を受けた祝津の「小樽市鰊御殿」の修復作業が完了した。強風で吹き飛ばされた赤屋根もよみがえり、元の堂々たる鰊御殿が9ヶ月ぶりに復活した。
 2004年9月8日に小樽を襲った台風18号は、市内各所に大きな被害をもたらした。中でも祝津の高島岬の先端にある「小樽市鰊御殿」は、猛烈な強風で屋根が大きく吹き飛ばされて、無惨な姿に変わってしまった。
 当時この様子をリアルタイムで報道した本サイトには、全国からアクセスが殺到し、インターネットの報道媒体としての価値を改めて再認識させるものとなっていた。
 鰊御殿の修復作業は、雪解けを待って4月から開始され、約4,500万円をかけ6月下旬に完了した。特徴ある赤屋根がよみがえり、周囲を圧倒する堂々とした存在感を見せている。
 建物の修復は完了したが、内部の陳列はこれからで、夏休みに間に合うように急ピッチで作業が進められる。すでに観光客が見物に訪れ始めており、内部をガラス越しに覗き込んでいる。
 営業再開は7月16日(土)10:30からで、入館料:一般300円、高校生150円、中学生以下無料。開館時間:9:00~17:00。問合せ:0134-22-1038

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