小樽地区林野火災予防強調期間(4/21~5/31)に合わせ、5月25日(水)10:30から、天狗山スキー場で林野火災の合同訓練が実施された。
これは、林野火災被害に対する関係機関相互の協力体制の強化と、火災防ぎょ技術の向上や市民に対する林野火災の予防意識の高揚、防災意識の普及を図ることを目的に行なわれた。
小樽市消防本部、小樽市消防団、小樽市経済部、石狩森林管理署、中央バス商事(株)など総計47名が参加した。
訓練は「平成17年5月25日(水)10:30頃、小樽市天狗山1丁目天狗山スキー場において、行楽入山者のタバコの火と思われる不始末により枯草に着火、折から続いている異常乾燥と強風により付近雑木林を一気に襲い、飛び火により火点を分散、延焼拡大の様を呈している」との想定で実施された。
消防車両4台をはじめ、救助工作車、救急車、指揮・広報車など9台が、119番通報によりサイレンを鳴らして駆けつけた。入山者の誘導、消防団による小型ポンプでの放水、消防隊のタンク車による中継・送水などの訓練が行なわれた。
一列に並んだ放水訓練では、一斉に空高く水柱が上り、延焼を防いで鎮火させ、無事、林野火災の合同訓練を終えた。