桜前線がGWとともにやっと北上してきた。GWに入り、小樽にもようやく暖かさが増し、5月3日(火)の憲法記念日には、桜前線の到着が見られた。市内東雲町の高台にあるエゾヤマザクラが、ようやく開花し始めた。5月3日13:00には、市内の気温は16.8℃まで上がり、この日の最高気温は17.2℃を記録した。
この暖かさで、ようやくエゾヤマザクラの蕾も開き、淡い花を見せている。しかし、ソメイヨシノは蕾を日に日に大きくしているものの、まだ開花が見られない。
小樽の街の桜開花の「標本木」と見なされる小樽警察署(富岡1)前のソメイヨシノは、5月3日には一輪の開花も見られない。
昨年は、市内のソメイヨシノは異変が生じ、満開になることもなく、葉桜へと変わり、関係者をヤキモキさせた。今年は、蕾のつき方も例年並みで、GW中には開花が見られそうだ。
5月3日現在で開花を迎えた東雲町のエゾヤマザクラと、小樽警察署のソメイヨシノを比べると、その差が窺える。
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