何処から沸いてくるのか。人、人、人で溢れかえった、ドリンクラリー｢第4回はしご酒大会｣。小樽経済の沈滞ムードを一夜だけでも活を入れる、夜の花園の人気イベントが、5月12日(木)19:00にスタートした。
2,500円で5軒のスナックを90分ではしごして、10万円などが当たる抽選会に参加出来る、ドリンクラリー｢第4回はしご酒大会｣。今年は、サンモール一番街に会場を移して、小樽さくら祭りとしての開催。
花銀通りの満開の桜を背景に、若い人から老年の人まで、男女入り乱れて、指定された5軒の店を探して、花園小路を右往左往。普段は、人通りも少ないネオン街も、この夜だけは人の波が押し寄せた。
参加した80店は、次から次に押し寄せる2,100人の客を捌くのに懸命の努力が続く。各店のママもビールや酒を注ぐのに大わらわ。店で知り合ったお客同士の会話も弾み、出される酒もすぐ空に。店のスタンプをもらい次の店に移動する。
花園小路は、店を探す客で溢れ大賑わいに。店の外でお目当ての店を探す客に路を教えていた居酒屋の店主は｢いつもこの賑わいならいいのだが。丸井今井も閉店するというし、これからが大変な事になるのでは。うちもお客はさっぱりだし、このイベントを毎日やってくれないかな｣と明日を心配する。
90分で5軒のスタンプをもらった客は、抽選会に望み一喜一憂。豪華商品が当たるたびにあちこちでため息がもれた。
5月12･13･14日の3日間で開かれる、小樽さくら祭りのオープニングの夜の花園は、第4回はしご酒大会で大いに盛り上がった。
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