市内の桜の名所、手宮公園(手宮2)の夜桜ライトアップが、5月14日(土)19:00から始まった。
手宮公園は、約700本のソメイヨシノなどがあり、桜見物に訪れる人が多い。夜桜ライトアップは、周辺商店街が中心となり、ボランティアでのイベント。約50基の大型ライトで照らされ、夜桜に映えるソメイヨシノが人気となっている。
手宮公園・夜桜ライトアップ2005は、5月14日(土)から始まった。今年の始まりは昨年の5月3日より10日も遅い。昨年は3日から開始したが、冷雨と寒さもあり、2回ほど順延とされた。しかし、公園内のソメイヨシノは、ほとんどがパラパラと花を付けただけで、満開にはほど遠いまま、葉桜に変わる“異変”となり、関係者を驚かせていた。
今年の咲き具合に注目が集まっていたが、2005も昨年と同様に、花芽がほとんどなく、すでに葉が大きくなり始めている。
ライトで照らされた木々も、夜空が透けて見え、その間にパラパラとわずかな花が咲いている。夜桜見物客も、「あれ、まだ咲いていないんだ。まだ早かったのかな。」「違うわ、こんなに花を付けていないのはおかしいわよ!」と疑う声が上がる。
夜桜ライトアップは、14日(土)から17日(火)までの予定。しかし、昨年に続き、今年も桜の咲き具合が異常な状態になっており、2年前のような満開の下での夜桜見物とはならないようだ。
2年連続の“異変”が、いつまで続くのか、関係者も首をかしげるばかりだ。