DVDとVHSビデオで、小樽の魅力を内外に発信する、小樽観光とまちなみの記録映像の2本の制作が完成し、4月27日(水)11:00から、小樽市役所で報道機関に紹介された。
完成した映像は、小樽観光PR映像「再会の街角」本編21分、情景編5分の計26分と、「小樽まちなみの記憶映像」本編103分、なつかし映像編10分の計113分の2本。
この映像制作の費用約3,163万円は、国の緊急地域雇用創出特別対策推進事業として実施された。制作期間は、2004年10月29日から2005年3月31日までの約半年間。
小樽観光PR映像「再会の街角」は、PR映像としては4年ぶりのリニューアル。小樽観光の魅力を、港町・味覚の街・坂の街・職人の街・絶景の街・石造りの街など、8ブロックに分けて紹介している。
小樽観光の国際化で、日本語・英語・韓国語・中国語の広東語と北京語の5カ国語にも対応している。
「小樽まちなみの記憶映像」は、小樽の歴史の語り部を掘り起こし、合計23人にも及ぶインタビューを実施。小樽市博物館が収蔵する豊富な映像・画像が編集され、小樽の現在に繋がる歴史を遡っている。この映像は日本語のみ。
小原正徳観光振興室長は、「この2本の映像で、事前に小樽についての知識を持って、小樽に来て欲しい。まちなみの映像には、当時の小樽を語れる人がなくなっていくという状況の中で、何とか自分の体験を話して頂いて、永久に残して、これからの子供たちに伝えていく財産ともなったことで、今作れて良かったと思っている。多くの方々に見て頂きたい」と語った。
映像の一般公開が、4月29日(金)から5月1日(日)の3日間、小樽運河プラザ3番庫(色内2-1-10)で、入館無料で行われる。また、VHSビデオの一般への貸出も5月2日(月)から実施される。
問合せは、小樽市経済部観光振興室 0134-32-4111 内線450まで。