観光による地域振興を積極的に推進し、他地域の参考となる成果を生み出した団体として、小樽市が優秀観光地づくり賞の『金賞国土交通大臣賞』に選出された。
この優秀観光地づくり賞は、社団法人日本観光協会が、平成6年から行っているもの。今回は第12回で、3月24日に、小樽市が5つの受賞団体のひとつとして選ばれた。このうち、小樽市は、トップにランクされ、『金賞国土交通大臣賞』を受賞した。
「歴史的遺産の保存運動からスタートし、条例も制定して、地域一体で美しい景観を守っている点。職人の育成やイベントの実施等ソフト面での取り組みも積極的に行っている点」が、高く評価された。
受賞したのは、小樽市の他、南信州観光公社(長野県)、登米町(宮城県)、温泉町(兵庫県)、境港市観光協会(鳥取県)の5団体。 過去に北海道から受賞したのは、第1回の江差観光協会、第2回の釧路市についで3回目。 『金賞国土交通大臣賞』は、小樽市が初めて。
表彰式は、4月22日(金)に幕張メッセ(千葉市)で開かれる「旅フェア2005」のオープニングセレモニーで行われる。