小樽市議会(中畑恒雄議長)の3月予算議会(第1回定例会)が、2月28日(月)から開かれているが、3月1日(火)から3日(木)まで議案調査のため休会し、3月4日(金)13:00本会議を開き、会派代表質問を行った。
会派代表質問は、自由民主党を代表し、見楚谷登志議員、日本共産党を代表し、北野義紀議員の与野党2人が立った。
代表質問では、2年連続の赤字予算を計上する市の財政問題、家庭ごみ有料化、港湾問題などや小学校適正配置実施問題に関心が寄せられていた(質問要旨参照)
動画1 見楚谷議員は、小樽公園の再整備についての質問の中で、市の花「つつじ」にちなみ毎年開かれ、今年は41回目を数えるはずだった「おたるつつじまつり」の休止につき糾した。
「つつじまつりは、小樽の三大イベントのひとつとして、市民に親しまれている。当分の間休止したいと実行委が申し出たが、市民が楽しみにしているので、開催を検討されたい。」
これに対し、山田勝麿市長は「昨今、事業費の地元企業の協賛金が減少していることと、まつりのイベントの意義が薄れ、疑問視されている。園内のつつじを観賞しやすい場所に集約し、駐車場を廃止して、市の花の再構築を視野に入れながらも、当分の間、つつじまつりは休止してまいりたい」と、金欠で背に腹を代えられず、つつじまつりの再開には言及しなかった。
動画2 北野議員は、小学校適正配置計画案についての質問に関し、「小学校を廃止する適正配置は、大きな問題になっている。教育委員長は、原則として出席が求められている。本日の代表質問に、色々事情がありましてという理由で、出席出来ないと連絡があった。教育の最高責任者に、出席を求めるべきでなかったか。適正化をすすめる教育委員長が、議会から逃げている。逃げているとしか考えられない。今後の適正配置問題にも影響がある」と、強い口調で批判した。