積丹半島を一周する国道229号線の余市町ワッカケトンネルの古平側坑口付近で、3月11日(金)10:15頃に雪崩が発生した。
雪崩は山側斜面からのもので、国道229号線を塞いだため、現在、付近は全面通行止めとなっている。
通行止区間は、余市町豊浜町から白岩町間の2.3km。国道229号は、余市町、古平町、積丹町や神恵内村を結ぶ生活幹線道の積丹半島周回路線。この道路の寸断で、迂回路を余儀なくされる。迂回路は、古平町浜町―神恵内村―泊村―共和町―仁木町―余市町への103.2kmという、遠回りとなる。雪が深いために同道路の通行にも注意が必要だ。
小樽開発建設部では、現在、道路上の雪の除去作業と雪崩が発生した斜面を調査中だ。開通の見通しは未定としている。同建設部はホームページ上で、緊急のお知らせをアップし、利用者への情報提供を行っている。(写真は、小樽開発建設部提供)
なお、同道路の通行止の通行規制は11日(金)16:00に全面解除されました。