後志管内で活躍する料理人の自慢の味が一堂に会する「第11回後志フードフェスティバル」が、3月8日(火)18:00から、小樽グランドホテルで開かれ、大盛況の賑わいを見せた。
後志地区で採れる農産物や魚・肉などを使い、ホテルやレストランの料理長たちが腕を振るうフードフェスタ。余市産のトマト・ななつぼし米、赤井川産ハーブ豚、積丹産の活アワビ・大蛸など、地元の素材を使った料理を提供する。
約450人で埋まった会場には、後志地区や小樽市などのホテル・レストランの料理人が集合。腕によりをかけた新作料理の数々が大皿に並べられ、食欲をそそる。出店したホテル・レストラン・店舗などは21店。これまで当日のために準備し、工夫された一品が見た目もきれいに並べられた。
各テーブルに陣取った参加者たちは、人で埋まった中を料理選びに右往左往し、お目当ての料理に行列が出来る。料理人が腕を振るった和・様・中の料理も、瞬く間に空になり、お替わりの補充に関係者も大慌て。
4000円を支払った参加者は「立席で人が多くてあまり食べられない」と言いながらも、手にした皿には料理がいっぱい盛られ、パクパクと大盛な食欲を見せていた。
なお、このフードフェスタでは、16:00から17:30まで「食と農と後志を考えるシンポジウム」も開かれ、食を起点とした地域活性化と新たなネットワークづくりを目指して」の論議が行われた。