小樽商科大学の入学試験が、2月25日(金)、JR千歳線の事故による運転見合わせの影響で、1時間遅れで始まった。
2005(平成17)年度小樽商科大学入学試験(前期日程)は、25日(金)9:50の数学から開始予定となっていた。しかし、同日午前にJR千歳線で起きた上下あわせて50本の運休により、1時間遅れで10:50から始められた。
商大の商学部入学試験は、昼間コースの募集人員290人に対し、840名が志願し、倍率は2.90となっていた。このほか、夜間主コースが募集12人に対し、70人の志願者で5.83倍、専門高校・総合学科卒業生選抜は募集5人に対し、21人の志願者で4.2倍となっている。
25日の昼間コースの受験者は772人で、実質倍率は2.66倍となっている。
なお、JRの事故により、1人の受験者が数学の試験に間に合わず、試験終了後に別途試験を行う措置を取っている。窓の外に降る雪にもかかわらず、難関突破を目指す受験生たちの挑戦が続いている。