2月6日(日)の夜に降った雪で、小樽の積雪は、ついに今冬最大の129cmを記録した。5日21:00から6日21:00まで24時間では、11cm降り積もり、今シーズンの積雪深の最大の記録となった。
このため雪が止んで、晴れ間がのぞいた7日(月)には、市内各所で屋根の上に大量に積もった雪下ろしに、懸命の作業が続けられていた。
色内1丁目にある旧日本銀行小樽支店・金融資料館は、東京駅や日銀本店の設計者の辰野金吾によって1912(明治45)年に建てられた重厚な建物で、市指定の歴史的建造物。この建物でも7日に懸命の雪下ろしが行われていた。
スッコプ1つの手作業での高所での必死の作業だ。片手で体を支えながら懸命に雪を通行止めにした歩道に投げ下ろす。車道に作られた歩道を歩く人も、頭を上げてこの作業を見上げていた。