小樽海上保安部と石狩北部消防事務組合は、17日(月)に合同潜水訓練を、石狩湾新港で実施した。
同訓練は、「甲板上で作業中の作業員4名が海中に転落し、消防隊到着時に1名が水没、3名が救命胴衣を着用した状態で海面上に浮いている」との想定で行われた。
海中に転落した作業員3名を確保し、岸壁上へ救出する海面漂流者の救助と、残る作業員1名が行方不明となり、合同による水中捜索訓練を行った。
石狩湾新港東ふ頭全面海域で、17日(月)10:00から13:00までの訓練では、救助員が真冬の海に飛び込み、水中ダミー2体を引き上げた。
この合同訓練は毎年行われており、海上保安部と消防署との厳冬期の救助作業での意思統一を図り、救助技術の向上を目的としている。この合同訓練は18日(火)にも行われた。
写真は小樽海上保安部提供。