小樽市長、中国から帰樽!30日(火)定例市長会見!

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 小樽市中国経済交流視察団の団長として、11月21日(日)から28日(日)までの8日間、中国の上海市・廈門市・香港を訪問していた、山田勝麿小樽市長が帰樽し、30日(火)11:00から定例市長会見を行った。

 同視察団は、小樽市~中国定期コンテナ航路の貨物の増加や、航路の拡大を図るため、訪問市で小樽港のポートセールスを行うことと、最新の情報収集を行った。

 同団の参加者は6名で、小樽港貿易振興協議会が実施した。

 山田勝麿小樽市長は、「中国は、企業経営者も30代・40代と若い人が多く、世代交代が進んでいた。日本でリタイアした人が、中国で活躍しているのを見ると、ビジネスチャンスはまだまだあるなと感じた。中国ビジネスはまだまだ膨らんでいくのではないかと思っている。

 香港では、小樽フェアのオープニングに参加したが、小樽の名は良く知られており、行って良かったなと思う。廈門では、コンテナ航路の直行便をお願いしてきた。小樽水族館のアザラシが欲しいという話があり、廈門の環境調査をして、3頭を贈りたい。

 世界経済が急速に進展してるので、今後はそれに対応するようなポートセールスをしていきたい」と述べた。

 また、来年度の予算編成について「平成16年度の決算見込みは、年度半ばであり、税の問題が不確定で、景気の低迷で収納率も落ち、減収になる感じがしている。特別交付税もかなり減額されると予想されるので、各課に節約に努めさせているが、19億円の赤字があり、大変厳しい状況であると思っている。来年度予算は厳しい予算編成になる。19億円の赤字がどこまで圧縮されるか。19億円の赤字が0にならなければ、平成17年度の歳入から持ってこなければならない。三位一体の税源移譲で、国の交付税がどうなるか決まっておらず、年末の予算編成にならないと姿が見えない」と厳しい見通しを語った。

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