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26日から27日にかけ、小樽は初雪となったが、この雪の中、10月26日から27日の深夜にかけ、「小樽銀行協会ビル」の解体作業が行われた。
木造3階建ての「銀行協会ビル」は、かつての小樽経済の繁栄の金融街の一角を占め、銀行間の手形交換業務が行われた。1925年(大正14年)に建てられた同ビルは、内部階段が木造りで、大正期建築として、94年4月に市の登録歴史的建造物とされていた。
しかし、同ビルを買収した札幌の石屋製菓が、屋台村「小樽出抜小路」の再開発のため、銀行協会などが移転する25日を待って、解体作業に入った。
27日の深夜は、小樽市内は今季初の積雪を記録したが、この雪の中、投光器に照らされた延床面積約820平方メートルの木造建物は、重機により見る間に解体された。
一夜で消えた「小樽銀行協会ビル」の跡地には、来年4月オープンする屋台村「小樽出抜小路」の工事が始まる。