道内から、山々の初冠雪や降雪の便りが伝えられる、この秋から冬への衣替えの季節は、小樽市内は紅葉が最後の彩りを見事に広げるシーズンでもある。
海と山に囲まれた小樽の街は、すぐ身近で、この自然が織りなす極彩色の風景を目にすることが出来る。
10月24日(日)は、穏やかな日和に恵まれ、街の周辺の散策路にも家族連れが繰り出していた。この日、地獄坂ー旭展望台ー天狗山への散策路を辿ると、見事な風景が拡がった。
天狗山から一望する市街の秋景色。第3展望台から眺める朝里と奥沢水源地の見事な眺め!秋色いっぱいの山々の上には、初冠雪を見せた余市岳がくっきりと姿を見せた。初めてこの季節に、ここに来たという夫婦は、「こんなにきれいな眺めだとは思わなかった。来てみて本当に良かった」と、小樽の晩秋の景色に見とれていた。