石田昌敏前教育長の後任として、新たに教育長に選任された、前堺小学校長・菊譲氏に、10月18日午前、山田勝麿市長から辞令が交付された。
3期12年(1992~2004年)にわたり、市の教育行政に携わってきた、石田昌敏前教育長の後任として、10月18日から菊譲・新教育長が就任。小樽市教育委員会の実務責任者として始動した。
石田前教育長は、1992年(平成4年)から3期12年にわたり教育行政に携わり、10月17日に任期を迎えていた。新教育長の任期は、2004年(平成16年)10月18日から2008年10月17日までの4年間。
菊新教育長は、小樽生まれ・小樽育ちの樽っ子。1946年(昭和21年)5月生れの58歳。1969年(昭和44年)、北海道教育大学札幌分校を卒業し、小樽市立手宮西小・幸小の教論として教員生活をスタート。のち、北海道教育庁義務教育指導主事や学習課長などを歴任。1999年(平成11年)忍路中央小校長、2001年(平成13年)量徳小校長、2002年(平成14年)小樽市教育委員会学校教育部長、2004年(平成16年)4月から、堺小の校長を勤めた、現場と教育実務を知るベテラン。
「人は、生まれてから死ぬまで学習を続けなければならないので、生涯学習ということが大事で、市民や子供たちも生涯にわたって、学習意識を持ち続けられるよう、教育長として頑張りたい。小学校の適正配置なども、市民の意向を聞いて適正な対応をしたい」と意欲を語った。
4年間の任期の間で、小樽教育の抱える諸問題、とくに小学校の統廃合による適正配置問題などで、どのような手腕を見せるか注目される。
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