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NHK放送80周年記念大型ドラマ「ハルとナツ~届かなかった手紙~」のロケが、 10月16日(土)から19日(月)までの4日間の日程で、小樽港第2ふ頭で始まった。
この大型ドラマは、橋田壽賀子オリジナルで、昭和9年北海道からブラジルへと移住した姉とその一家、一人日本に残された妹の「二人のおしん」の物語。放送は平成17年秋の予定。
このドラマの収録のため、エキストラを先着順で募集し、16日からのロケに入った。エキストラたちは、昭和初期の衣装で、移民者や見送り人となり、船上からのテープや日の丸の旗を振り、ブラジルへの船出模様を懸命に演じていた。
音楽隊の演奏に合わせ、デレクタ-の声が飛ぶ。「はい、別れなんですよ。悲しいんですよ。泣いてくださいよ。ハイ、本番です。」「OKです。」
ロケ会場には、旧式の自動車も用意され、ブラジル移民の見送り風景が、小樽港第2ふ頭で4日間にわたり収録される。
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