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日銀が11月1日から発券する3種(一万円・五千円・千円)の新札の登場を前に、偽造防止技術を紹介する、第1回特別展「あたらしい日本銀行券~最新技術はココにあり」が、金融資料館(色内1)で、9月29日(水)から始まる。
29日からの開会を前に、28日15:00から内覧会が開かれ、展示の内容が紹介された。新しい一万円券・五千円券・千円券が紹介され、その偽造防止技術のホログラム、漉入れパターン、潜像パール模様などがパネル展示されている。
今回の日銀券の新発行は、増加する偽札対策のためで、2004年にもすでに30,187枚の偽札が発見されている。この偽札に対抗するために、新券には様々な技術が採用されている。この技術が大金庫だった特別展示室で一望出来る。
偽札対応は江戸時代にもとられ、藩札に隠された隠し文字や特殊文字、用紙の工夫なども本物と一緒に展示され、興味を引く。この他、アメリカや中国など海外の偽造防止技術も紹介されている。
日本銀行旧小樽支店・金融資料館の第1回特別展は、2004年9月29日から2005年1月23日まで。月曜日休館、入館料無料。