拍手と歓声と水しぶき!ケーソン進水の一般公開!

 小樽港でしか見られない、港の防波堤の基礎部分とする巨大なコンクリート製の箱・ケーソンを、斜路(滑り台)を使って海中に落とす、迫力あるケーソン進水作業が、一般公開で9月26日(日)11:00から、小樽港湾事務所(築港2)で行われた。

 長さ15m・幅13.2m・高さ9m・重さ1,340トン、ジャンボジェット機4基分もある巨大なコンクリート製の箱・ケーソンは、観客から選ばれた人の手でテープカットされ、ゆっくりと巨体を小樽港の海へ滑り落ちていった。

 天気にも恵まれ、この日のケーソン進水の一般公開には、多くの観客が集まり、珍しい作業を見守った。斜路を滑り落ち、白波を上げて港内に進水すると、歓声と拍手が起こった。

 札幌から来た初めて見る家族連れは、「あっという間の作業だったが、滅多に見られない光景にビックリした。迫力満点で見がいがあった」と大喜びだった。

 小樽開発建設部のケーソン進水作業の公開は、今夏の7月30日にも行われていた。小樽の港湾土木技術力の高さを見せるケーソン進水は、100年も経った現在でも、道内では小樽港だけで行われている貴重なもの。

 ◎小樽開発建設部HP

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