自動車教習の腕は全道No.1!小樽自校の相馬さん!

soma.jpg 北海道指定自動車教習所83校、約1,900人の指導員の頂点に立ったのは、秒単位の正確さでハンドルさばきを見せた、小樽自動車学校(新光2)の相馬紀文さん(40)だった。

 8月28日(土)、「第6回北海道指定自動車教習所教習指導員競技大会」が開かれた、札幌運転免許試験場には、全道の各支部から選ばれた腕自慢の教習指導員が集まった。

 大会は、道内83校・8支部の予選会を勝ち上がった18人の選手による、難度の運転技術と知識が問われる。運転知識のペーパーテストとスラローム、一本橋、縦列駐車の3種目の運転競技。前進・後退を秒単位で行い、1秒差で1点減点となり、バイロンや渡り棒に接触すると30点減点される減点法により、勝負を争う。

 熟練したハンドルさばきと秒単位の正確さが必要とされ、高度な運転技術が求められる。これまでの大会では、石後(セキシリ)支部(石狩・後志)は、一度も優勝を果たしていなかった。これが第6回大会で、小樽自動車学校(新光2)所属の相馬紀文さんが、道央地区で見事初優勝を飾った。

 優勝した相馬さんは「優勝するとは思っていなかった。結果を出せたことがうれしい。目標タイムにいかに近づけるか、心の中で秒を刻みながらした、普段の練習の積み重ねが実った」と喜びを語る。

 同校の上田正興学校長は、「相馬指導員の優勝は、職員の励みになるし、職場も喜んでいる。学校のイメージアップにも繋がり、他の職員のレベルアップにも繋がる」と話した。

 小樽自動車学校HP