台風18号で、小樽市内も8日(水)暴風域に入り、市街も港内も猛烈な強風が吹き荒れている。
8日(水)11:20には、小樽市内の最大瞬間風速は44.2mに達し、観測史上最大値を記録した。この猛烈な強風で、市街には砂塵が舞い、住宅のトタン屋根があちこちで剥がれる被害も続出している。
この猛烈な風は、小樽港内にも陸から海へ向って吹き荒れ、港内に避難した船舶が高波に木の葉の様に揺られている。このため、午前10:23には、港内で停泊中の漁船第35恵比須丸(125トン)が流され、厩岸壁に船首を圧着した。また、午前10:38頃には、漁船第3開運丸(160トン)が走錨し、北防波堤に流されたが、タグボートにより曳航救助されている。両船ともに乗組員は全員無事だった。
この猛烈な風は、夜まで続く見込みで、「暴風・波浪・高潮警報」が、8日13:00現在も引き続いており、今後も強風への警戒が呼び掛けられている。
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◎平成16年台風第18号に関する石狩・空知・後志地方気象情報
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