9月21日に市の建設部が概算でまとめた、台風18号による市施設の被害額は約1億5千万円にのぼり、苦況にある市財政に、予想外の出費を強いる恨めしい台風となった。
被害額の多いのは、新光の市営住宅の5,747万円、道路や河川敷地の倒木など4,900万円、都市公園の倒木・枝折れやフェンス損壊で1,500万円、街路樹(3路線80本)の復旧費など1,150万円などとなっている。
今回の台風18号は、史上最速の最大瞬間風速を記録。市内各所で、屋根を飛ばし、樹木を倒し、暴れ回ったことで、被害は大きくなった。
この概算には、鰊御殿の修理代などはなく、今後さらに被害額は上乗せされることになる。