小樽の絶好の眺望地点、天狗山で28日(日)18:00から、天狗山夜景の日が開かれ、山と麓の高校とを結ぶ光のページェントで、北斗七星がくっきりと浮かび上がった。
天狗山山頂にある天狗山神社の、第23回小樽天狗山まつりの前夜祭として開かれた、28日の『天狗山夜景の日』。風もなく寒くもない絶好の夜景見物日和となった会場に、この日は往復半額のサービスとあって、ロープウェイを待つ長い列が出来た。ロープウェイも臨時運行に切替え、ピストン輸送で客を山頂会場へ運んだ。
会場の天狗桜前の展望広場で、18:00からオープニングセレモニーが開かれ、花火の合図とともに風船を放ちスタートした。天狗太鼓の勇ましい音と笛の音が交錯し、夕闇が近づく中で街の灯が次第に輝きを増してくる。
ビアガーデンで一杯やった客は、小樽の街の灯りの輝きに見入っていく。山麓にある小樽工業高校の校庭に、生徒が用意したローソクオブジェ「北斗七星」も点灯し、闇が深まるとともに、山頂から北斗七星がくっきりと浮かぶのが見える。夜景の輝きに、参加者からは「きれい」との声があちこちで上がっていた。