国道5号線から小樽運河の浅草橋を結ぶ、浅草通り(日銀通り)の街路樹プラタナス並木の下枝の剪定作業が、27日(金)に行われた。
プラタナスの街路樹が並ぶ浅草通り(日銀通り)は、今年は天候の影響で例年よりも成育が良く、下枝が繁り、歩行者への影響や信号機が見づらくなることから行ったものという。
この下枝の剪定が終わると、10月からは強剪定という、大部分の枝を太い幹と一緒にバッサリと切り落とす作業が始まる。
この枝打ちの剪定の仕方については、あまりの剪定の凄さに、市議会でももっと樹を大切にし、枝を伸ばす方法で行っても良いのではないかと、大きな疑問が投げかけられている。
市の建設部維持課では、「今回は下枝の剪定で、10月からは強剪定を行うが、市議会などでの指摘もあり、現在この浅草通りについては、どのようにするか前向きに検討中」としているが、今秋の強剪定で、プラタナスがどこまで裸にされるかで、市の緑に対する姿勢が問われることになりそうだ。
観光都市小樽のメインストリートのひとつにある貴重な街路樹が、落葉で周辺からの苦情があるということだけでのプラタナスのストリップ作業は、この辺で止めて、落葉を処理する方法を考えて、見事な並木にすることの方が、環境から言っても重要だとする市民の意見は多い。