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7月24日(土)14:00から、第一管区海上保安本部は、小樽港沖で巡視船艇、航空機、ヘリコプターなどを動員する大規模総合訓練を行った。
2004(平成16)年度の一管本部の総合訓練は、巡視船艇8隻、警察警備艇、税関監視艇、航空機2機、ヘリコプター2機が集結して行われた。
この日の訓練の視閲船の巡視船「つがる」には、一般公募した体験航海の参加者など約1,200人が、海の訓練の様子を見守った。
巡視船艇・航空機などが勢揃いして隊列を組み、白波を蹴立てて進んだり、高速巡視艇がスピードを上げて走り抜けたりした。
この後、海中転落者を救助する海難救助訓練では、ヘリコプターから救助に海面へ飛び降りる隊員や、救助者を素早くヘリに吊り上げ、救助船に運ぶ迫力ある訓練に、見学者たちから大きな拍手と歓声が上がった。
小銃を発砲しながら逃走する違反船を捕まえる違反船捕捉訓練では、海上を逃げ回る違反船に、巡視船からも発砲で応じ、停船の上、完全装備の保安官が違反船に移乗して犯人を逮捕するドラマのような展開に、見学者たちも固唾を飲んで見守った。
この日、体験航海の巡視船「つがる」には、一日船長としてミス小樽の神田さやかさんと、高島小5年の門屋翔洋君が任命された。
門屋一日船長は「海をゴミで汚さないで!」と、マイクを手に呼びかけていた。また、後部甲板では、海上保安庁のマスコット「うーみん」も登場。子供たちにせがまれて記念撮影に引っ張りだこで、30℃を超す真夏日となったため、「うーみん」役は汗だくで奮闘していた。
この総合訓練と体験航海は、25日(日)にも行われる。
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