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大阪の吉本興業が、小樽築港のウイングベイ小樽(旧マイカル小樽)で運営していた、お笑い劇場「観光名所小樽よしもと」が撤退し、その跡に、Mr.マリック超魔術体験ツアー「小樽超魔術館」が、7月31日(土)からオープンする。
このための記者発表が、7月16日(金)15:15から小樽市役所で、Mr.マリック本人の手で行われた。
マジックハンドを大きく振りながらの記者会見で、Mr.マリックは「以前からこの企画をずっーと持っていた。子供の時のお祭りの見世物小屋の魑魅魍魎(ちみもうりょう)の体験を、夢のある世界で実現したい。世界にこういうものがあったという例はない。ここに来ればテレビでやっている現象を本人が体験して、一晩にして超魔術師に変身する。2mも身体が宙に浮いたり、自分の腕で何10kgもの重さの物を持ち上げたり、スプーン曲げが出来たり、ガラスを通り抜けていつの間にか反対側にいるなど、不思議体験を楽しめる。小樽は札幌に近いので、多くの方に来てもらい、家族で楽しんでほしい」と、実際にハンドパワーで、水が浮かび上がる実演をしながら、世界初の「小樽超魔術館」について語った。
Mr.マリック超魔術体験ツアー「小樽超魔術館」は、1つの大きな館の中を旅して回る双六のような世界で、10部屋で11種類のマジック体験が出来るという。
マジカルトンネル、スプーン曲げシアター、超魔術ゾーン、マリックの手、透視の部屋、浮遊の部屋、予言の部屋、念動の部屋、瞬間移動の部屋などで、超魔術を体験出来る。Mr.マリックから個人レッスンを受けられる超魔術学校もある。
ウイングベイ小樽を運営する小樽ベイシティ開発の守安秀章社長は、「小樽に来る900万人の観光客は、小樽に出会いと感動を求めに来ている。世界初のマジック館を誘致出来て心強い。吉本興業と選手交代するエース登場で、私もいの一番に体験したい」と、お笑い吉本に替わるMr.マリック魔術の登場を心待ちにしている。
吉本興業の「小樽よしもと」は、1999年3月にオープンし、最盛期には約55万人もの客を集めたが、マイカル破綻後は来場者も激減し、最近では開店休業状態がずっと続いていた。
お笑いで失敗して消えた後始末を、マジックハンドのMr.マリックが魔術で花を咲かせることが出来るか、大いに注目される。